マグネシウムの量に注意

前置きとして、過炭酸ナトリウムを入れずに液体洗剤で洗うと夫の洗濯物のニオイが落としきれません。粉末洗剤でもたまに怪しいです。洗濯機の掃除はマメにやっているし、洗濯物を詰め込み過ぎないなどの基本的な事をやっていても残ったニオイを感じとってしまうほど、私はニオイに敏感というか神経質です。

過炭酸ナトリウムをマグネシウムに替えて55リットルの水量に対して600gから挑戦しましたが、600gでは充分に洗濯槽の中のお水がアルカリ化されずにキレイに洗えず、液体洗剤を併用してもネットに入れていないタオルでさえ夫の使用感が感じられるニオイが残ってしまいました。

神経質な私が微妙に残ったニオイを感じなくなるのは、55リットルの場合は800g使用したぐらいからでした。つまり72リットルの場合は1kgぐらい必要となります。

現在面倒臭がりの私は、55リットルでも72リットルでも、購入した1.2kgのマグネシウム全部を入れて洗濯をしていますが、匂いが残る事は皆無になりました。

秋で湿度が低いという環境では、充分に洗濯物全てに風が当たるのであれば、部屋干しで扇風機だけを回して干しても、除湿器なしでも臭くなりません。

ネットは小さめ・詰め込み過ぎにも注意

私はタオルも衣類も全てまとめて洗濯しちゃうずぼらなので、タオル以外の衣類は全て洗濯ネットに入れて洗濯します。

その際、ネットの中に洗濯物を詰め込みすぎないように気をつけなければいけません。洗濯物がネットの中で自由に動けるように心がけています。面倒でも小分けは大事。

また、ネット同士が絡んでしまわないよう、ネットのサイズはあまり大きくないものを使う事にも注意しています。

これはマグネシウム関係なく洗濯で大事な事ですが、ネットの中で洗濯ものが丸まってしまう状況や、ネット同士が絡んだりしてしまう状況だと、十分に洗濯効果が得られません。

すすぎは1回でも洗いの時間は十分に長くする

私の洗濯機は、洗いを最大25分にセットできる全自動の洗濯機なので、その最大値の『洗い25分 + すすぎ1回』で洗濯しています。

マグネシウムで洗濯槽の中のお水をアルカリ化するのには15分以上、洗いで回す必要があります。

私はそこを25分にする事で、アルカリ化されたお水の中でプラス10分撹拌させられています。これは繊維の奥の奥まで洗う為にはかなり重要なポイントだと思っています。

マグネシウム水だと濯ぎでも洗い効果があると言われていますが、大事なのは最初の洗いの時間。

もし洗いが最大12分とかの洗濯機の場合、最初に洗いのみ12分で回して終了したら、お水はそのままでもう1度セットしなおして洗い12分+すすぎ1回とかにしてあげると良いと思います。

マグネシウムは撹拌している時にだけ水のアルカリ化が進みます。また洗濯槽の中のお水全てをアルカリ化させるには時間がかかります。

そして、衣類の酸性の汚れを落としたら、その周辺のお水はアルカリから少し酸性に傾くと思うので、浸け置きではなく撹拌し続ける事も大事だと思います。

洗濯マグちゃんのホームページでは15分は洗ってくださいって書いてあるので、最低でも15分以上は必要と思います。

私の25分は少しやりすぎなのかもしれないですが、タオルもダブルガーゼのパジャマも一緒に入れて洗うならばこれぐらいやってあげる方が安心な気がします。完全に繊維の奥の奥まで洗えているようで匂いは完落ちです。

どのぐらいキレイになるかと言いますと、洗濯機買い替え前に、粉洗剤+過炭酸ナトリウムを入れて洗い15分+濯ぎ2回にしていた時と変わらないぐらいキレイに洗えています。

ちなみに洗濯機の買い替えと共にマグネシウムを始めたので洗い時間に差があります。前のは15分が最大でしたが、今のビートウォッシュは25分もの長時間に洗い時間を指定できるので縦型のビートウォッシュまじおすすめ！