最近ダイエットと体力づくりの為に、
早めに夕飯とキッチンの片付を済ませられた時は、ジムに通っている。
夜は比較的空いている事に気付いて。
空いていると言っても、いつも数名は居て、
その顔ぶれはだいたい決まっている。嬉しい事に男性が多いｗ
そしてその中には、私の毎日の活力になる人物が居る。
そう、推定30歳のイケメンだ。
彼は私が好んで利用するマシンの横にあるルームランナーを利用する。
いつか話しかけてみたいと思いつつ機会を狙っているけど、
イケメンすぎて、そんな勇気はわかない。見てるだけでお腹いっぱい。
彼と顔を合わせるようになって1ヶ月以上が過ぎたころ、転機は突然訪れた。
ジムと彼への視姦に満足し、外でストレッチをしている私に
彼から話しかけて来てくれたのだ。
嬉しすぎて舞い上がってしまい、何を話したかよく覚えてないが、
彼がアラブ人と日本人のハーフという事だけは分かった。
なので、彼は少し日本語が話せる。
私は彼に日本語能力を授けてくれた神様に感謝をした。
私が英語が苦手だと分かると、彼は英語をおしえてあげるよと言ってくれて
それからジムで顔を合わせるたびに、
外のベンチで30分ぐらい雑談のような英会話をするようになった。
そして先日、友達と飲んで夜遅くに家に帰ってきたら
コンドの中庭で偶然彼に会った。
『夜に旦那さんを置いて出かけるなんて、君はノーティーだね！』
ウインクしながら彼は茶化してきた。
『旦那今いないよ』と言うと、
『だったら今から飲みなおそう、僕も飲みたい気分なんだ！』という流れになった。
家に来いという天使のような彼の笑顔に、
少しだけ残っていた理性がフルボッコ寸前。
完敗した私の理性。
なるようになれと開き直り、まさかのhere we go！
彼の部屋は独り暮らしとは思えない程きれいに整頓されていた。
美しい家具にうっとりしつつ、ソファーで美味しい白ワインと彼との会話を楽しむ。
いっぱい笑っていっぱい話して、気付いたら３時間もたってた。
そろそろ帰らないと・・と席を立ち、テーブルを片付ける私の腕をひっぱり
彼が抱き寄せてきた。
ドキドキドキ・・
こ・・この流れ、いかんだろ！
そう思ったけど、完全に彼のペースに持っていかれている私は動けない。
すると急に彼は私の髪を撫で、『おやすみ、またね』とだけ言い、私を腕から離した。
彼の感覚が頭から離れず放心状態のまま家に帰り、
それでも既婚者として淑女として、一線を超えずに済み安堵したが、
逆に彼の事が頭から離れない・・
好きになったかもしれない。いや、完全に好きだと思う。
彼に会いたい。
部屋は知っているけど、電話番号は知らない。
彼と私をつなぐのは、ジムだけなのだ。
今夜ジムへ行こう！
ジムに行ったら、彼に会えるかも。
彼に会いたい！！
あわよくば、また抱きしめられたい！！！！
・・・なーんて素敵な餌を鼻先につるしてくれれば、
こんな私でもジムに行きたくもなり、痩せるんだがなァとたわごとをぬかしつつ、
ポテチ片手にＰＣいじってますｗｗ
聡明な読者様は途中でおかしいぞと気付かれたかもですが、いつもの妄想ですｗ
最近欲求不満も末期で、色々大変です。
せめて、妄想だけでも幸せぶらせてお願い！！
えっと、ジムに行ってるのは嘘で、ハーフのアラブ人に声掛けられたのは本当だけど、
同じコンドに住んでるってのは嘘で、一緒に呑んだってのも嘘。
いけてるハーフアラブ人にはバス待ちしてる時に、
日本人向けに英語教師もしてるし、君にも英語教えてあげるよって言われたけど、
だから俺の知ってるナイスなバーへ飲みに行こう、君に見せたい景色があるとか言って
むしろ言葉なんていらねーから体で感じあおうぜ！みたいなノリっていうか。
ちょっと若かったし勿体ない気もしたけど、賢者モードでスルー。
外国人は怖いですからね。
暇すぎて厨二病こじらせちゃって、どうもさーせんｗ