飛び石で車のフロントガラスが破損した場合の応急処置と車両保険の適用
高速道路を走行中、フロントガラスに石が飛んで来まして、派手に亀裂がはいってしまいました。
実際にうちの車で行った飛び石でフロントガラスを破損した場合の対策、その後の修理、保険の適用などについて書きたいと思います。
飛び石でフロントガラスを破損した場合の応急処置
少し穴が開く程度の傷ならばそこから広がる事はあまりないでしょうが、ヒビが入った場合は、時間が経つにつれ様々な要因でひびが広がります。
その要因は、車を動かす振動、また日光による温度上昇など様々で、あっという間にヒビは大きくなっていきますので応急処置は早めに行うのが大事です。
うちの場合は、割れた当初はこれぐらいのヒビだったのですが、応急処置無しで半日炎天下の下に駐車しただけで、上に更に亀裂が伸びていったようで、(写真に写り込んでる夫がw)慌てて下の写真のようにガムテープで補強したようです。
可能であるならばテープは1枚で済ました方が良いようですが、うちのように斜めにひびが広がってしまった場合、数枚に分けて応急処置をしても大丈夫。
応急処置してからは、車を2時間程度走らせてもそれ以上ひびが広がる事はありませんでした。
テープで補強する際は、まずガラスをキレイにし、力をあまり入れずに貼り付けてください。力を加えるとガラスはもろくなっているので更にひびが広がる危険があります。
飛び石でフロントガラスが破損、修理または交換の判断基準は?
飛び石で破損したフロントガラスの傷の程度が、えぐれたような穴が少しだけ開いている程度の破損ならば修理が可能とのこと。他にも、傷の大きさが2cm未満で、傷の位置が端から20cm程度離れていてかつエアコンの風が当たらない上の方という条件が揃えば、少しのひびなら修復可能です。
修理はお店で数千円で売ってるリペアキッドを利用する事もできますが、プロに任せる方が安心。プロの修理の金額は車種によって違うそうですが、2万前後とそこまで高額ではありません。
うちの車のように完全ヒビが入ってしまった場合は、残念ながらフロントガラス1枚まるまる交換となります。位置的も悪かったので、えぐれ程度の傷でなければあの位置ならば交換以外にはないですが。
ディーラーにフロントガラスの修理の依頼をしましたが、フロントガラスは注文を受けてからの取り寄せになるそうで、その取り寄せにまず10日程度かかるそうです。交換自体の作業時間は朝出して夕方には出来上がるとの事で1日程度で交換してもらえるそうです。
ディーラーに見積もりしてもらったところ、修理代は24万弱とのことでした。高いぃぃいいい・・!w
飛び石で車両保険を使う場合は自損事故扱いで免責が必要
飛び石は誰かが踏んだ石が飛んできてガラスが割れるので、石を踏んで飛ばしてきた車両の運転手に責任追及したいところですが、ドライブレコーダーに原因車両のナンバーがしっかり写っていても『加害者側が故意に飛び石を起こしたと』が立証できない限りは責任を問うことはできません。
通常は相手の居ない自損事故扱いとなります。相手が居るし、相手はドラレコに映ってて分かってるのに悔しいですよね。でもこれは仕方ありません・・。
修理の際車両保険を使うと1等級下がります。次年度の更新が事故あり期間で1等級下がり保険料がその分だけ上がります。1等級ダウン事故なら1年間で無事故等級に戻る事ができます。よって、翌年の更新1回だけ保険料を多く支払う事となります。
上がる保険料はアクサダイレクトで20等級の私の車は1万4千円あがるといわれました。また相手の居ない事故扱いになるので、これと別に私の保険の場合は5万円の免責が発生します。
自己負担免責や等級が1つ下がる事によって上乗せされる保険代の差額は、個人によって違うので保険屋さんに確認するのがいいでしょう。
我が屋の場合は、この飛び石によるフロントガラスの破損にかかる修理交換の費用は車両保険を使って総額6万4千円となりました。24万円よりはましだけど痛い出費です。
飛び石だけは気を付けて運転していても避けられない事故なので、車両保険に入っていてよかったです。
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