狙った訳じゃなかったのですが、偶然シンガポール滞在中に、今や本土のインドでは禁止されているというヒンドゥーのお祭りタイプーサムが行われていたので、見に行ってきました。

朝9時半ごろリトルインディアのファーラーパーク駅らへんから出発して、チャイナタウンにある寺院までセラングーンロードなどを練り歩くということだったので、私達にしては早めの９時半にリトルインディアへ。

すでにすごい人で、道路も一部規制され重々しい雰囲気の中続々とカバディーカバディーした一行が現れる。

言葉で言うより画像！ってことで、数枚写真を載せますが、痛そうなので閲覧注意かも。
動画も撮ったので、最後に載せます。

最後の１枚みたいに、仲間が飾り（カバディー）を支えてちょいちょい休憩する場面も。
カバディーをつけている人達は、このお祭りの前に禁欲をしたり断食をしたりして身を清め、神に感謝をささげるとか。
「すごい」の一言につきますよね。
iPhoneでだけど、動画も沢山撮ったので、お祭りの様子を自身の目で味わってみて下さい！

今やマレーシアかシンガポールでしか見られない、タイプーサム。

カバディーと針をさし込んでるのもなかなかなのもんですが、背中の皮膚でみこしを引っ張るとか考えた人エグイ。蹴つまずいてこけた時とかどうなるんだろうとか思ってるだけで、鶏肌もんなんですけど・・！

しかも案外歩くの早いし、それだけじゃなくてカバディー担いだまま踊ってるし、皮膚とか大丈夫なのかと心配になる・・

プロが刺すとは言え、麻酔無しで針刺すそうだから、足の指の水ぶくれに刺すのとは違って絶対痛いはず。

しかもそれで歩き回るとか、下ごしらえの時間も合わせて何時間そんな状態なのかと考えただけで、ヒンドゥーの皆さんの本気度がうかがえますよね。レベル高すぎ。

このカバディー担いだ猛者の佇まいに怯むなんて、私のS度もまだまだだなぁと思いました。むしろ興奮するぐらいになってから名乗れとw

これを周りで見守るヒンドゥーの人は、「いつか自分も」なのか「くわばらくわばら」なのか。
やっぱカバディー付けるのに憧れてるのかなー

そして1枚目の写真の彼は、「撮ってんじゃねーよ！」なのか「かっこいいだろ？」なのか。

でもやっぱ冗談で串刺しとかやんないだろうし、カメラ片手にはしゃいでくる奴とか超うぜーってなりそうだし、その前者な気がする。
やっぱどうもさーせんだなｗ
って、あんま不謹慎かましてると炎上しそうなので、この辺でやめときます。

私が旧正月前のこの時期に飛んだ理由は飛行機が安かったから＆雨季の終わりがけで涼しいからなんだけど、タイプーサムを見てみたい人も良いかも。

インドでも禁止されてるそうだし、シンガポールでもいつまでやるかは分かんないだろうし。

チャイナタウンも旧正月仕様のライトアップでキラキラしてて、人も大勢居て活気があったので、旧正月前の飛行機が安いこの時期おすすめかも。