液体洗剤と粉末洗剤の違い。おやじ臭を落とす効果はどちらが高い?

洗濯洗剤は、液体洗剤と粉末洗剤がありますが、皆さんはどちらを使っていますか?

私は1年中両方を使い分けています。液体洗剤には液体洗剤の良さ、粉末洗剤には粉末洗剤の良さがあるので、洗濯ものによって使い分けたりすると、より快適な洗い上がりになります。

液体洗剤と粉末洗剤の違い

液体洗剤のメリットとデメリット

液体洗剤には、エマールなどのお洒落着用の洗剤もありますが、今回はナノックスやアタックなどの普通の洗濯に使う洗剤について考察します。

液体洗剤のメリット
水に溶けやすい
色落ちしにくく素材を選ばない
すすぎ1回でもOKという物もあり節水・時短できる
シミに直接かける事ができる

液体洗剤の大きな特徴は取り扱いの手軽さ。洗剤の溶け残りを気にしなくていいのでオールシーズン使えて、どんな素材の衣類にも使えるというメリットがあります。また汚れに直接かける事もできるので、落としたい汚れを狙いうちできるメリットもあります。しかし、以下のようなデメリットもあります。

液体洗剤のデメリット
洗浄力が弱い
コストがかかる

繊維の奥まで浸透するなどと言っているCMを見ると粉末洗剤よりよく汚れを落としそうですが、洗浄力は粉末洗剤には劣ります。洗浄力が弱いのでニオイやシミなどが思ったように取れないというデメリットがありますが、その分衣類には優しいので、濃い色や柄物の衣類を洗濯する場合には、色移りや色落ちなどを気にせずに利用できるというメリットとも考えられます。

コストは粉末に対しては少し大きくなってしまい、すすぎの回数が減らせても水道代と電気代と時間の節約はできても、洗剤自体の価格が高くなってしまうし、詰め替えが面倒で結局そこが手間になってしまいます。

粉末洗剤の特徴

粉末洗剤には、合成洗剤とせっけん洗剤の2種類があります。一般的にスーパーなどで安価で売られているのは合成洗剤の方で、石油や天然油脂などが原料で、洗い上がりの香りのバリエーションも豊富です。石鹸洗剤は植物由来の天然油脂が原料で、肌に優しく赤ちゃんの衣類にも使えるのですが価格が合成洗剤より高くなってしまいます。

粉末洗剤のメリット
皮脂汚れやニオイまでよく落ちる
合成洗剤だと安くて詰め替えも楽

粉末洗剤はアルカリ性で、とにかく皮脂汚れやニオイを落とすのに長けており、梅雨の部屋干し時期や、気温が上がって皮脂汚れがひどくなる季節に重宝します。

粉末洗剤のデメリット
水に溶けにくく洗剤が残ってしまう事がある
素材によっては色落ちしてしまう

色の濃いもの、特にポリエステルを多く含む濃い衣類を洗った時には、しっかり濯いでも溶けきれなかった洗剤が白い塊として衣類にこびりつてしまう時があります。また素材によっては色落ちしてしまう事もあります。

液体洗剤と粉末洗剤どっちを使えばいいの?

液体洗剤と粉洗剤の違いは分かって頂けたかと思いますが、じゃあどっちを使えばいいの?となりますよね。私の答えはどちらもです。

私は年中液体洗剤と粉末洗剤を使い分けています。冬場はお風呂の残り湯がある日は粉洗剤、無い場合は液体洗剤、夏はもっぱら粉洗剤という風に使い分けし、液体洗剤を利用する場合は、過炭酸ナトリウムを40度のお湯で溶かして洗濯時に入れています。

おやじ臭を落とすのに最適な洗剤

おやじ臭を落とすのに最適な洗剤

以前は『アタック 消臭ストロング』の粉末洗剤をイチ押しの洗剤としていたのですが、今は浸け置き用だけになってしまいました。どうしても落ちないニオイにおすすめです。

仕方ないので、通常の選択にはこちらを利用。匂い汚れ・皮脂汚れ良く落ちます。

アラフォー男性の肌着などは、普通に洗ってもなかなか匂いが落ちてくれませんが、粉洗剤を使うとかなりしっかり匂い汚れを落としてくれるので、粉洗剤おすすめです。冬場はお湯で溶かすという面倒くささがプラスされてしまいますが、そのご褒美として液体洗剤にはない爽快感を得られます。

過炭酸ナトリウムを併用する

過炭酸ナトリウムを併用すると、液体洗剤でもある程度はニオイ汚れを落とせます。粉末洗剤にプラスすれば、更に効果倍増。その代わり、この過炭酸ナトリウムを入れた際は、すすぎはしっかり行う必要がありますので、液体洗剤の良さが消えてしまいます。

5kg×3袋を購入し、洗濯機の洗濯槽の掃除、タオルの煮洗い、普段の洗濯にまで使っています。ただこれはコスパは最高ですが、溶けにくいです。

普段の洗濯に利用する場合は、溶け残りが濃い服などにつく場合が結構ありますので、お風呂の残り湯を利用できない場合は、事前に40度ぐらいのお湯を作って溶かす必要があります。

私はシェイカーに過炭酸ナトリウムとお湯を入れて振って溶かして入れていますが、もっと溶けやすい過炭酸ナトリウムも存在します。

こちらはコスパが少し悪くなりますが、溶けやすさで選ぶなら洗濯用に開発されているワイドハイターの粉末タイプを使うのもありです。ワイドハイターは液体タイプと粉末タイプは全く別物になりますので、必ず粉末タイプを選んでくださいね。

頑固なシミやニオイを落とす方法

襟袖口などにつく黄色い皮脂汚れや黒ずみ、また食べこぼしなどのシミで、通常の洗濯では落ちない場合は、上記でおすすめしている過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)を40度のお湯に溶かし、そこに重曹と粉末洗剤を適量入れて、1晩つけておきしたらだいたいはおとせます。

タオルなどの嫌な臭いや黒カビなどがしている場合は、一度お鍋で沸騰さするまで煮て、沸騰した後に火を止め、50度ぐらいまで冷ましてから酸素系漂白剤と重曹と粉末洗剤を入れてよく溶かし、1晩浸けおきしたらカビもニオイも全て取れます。タオルなどは菌が繁殖している状態なので、煮洗いが効果的です。これで落とせないものはないというほど全ての汚れを落としきります。

酸素系漂白剤は水温30度~40度が1番活性化されます。それ以上の温度にすると、活性化がいっきに進んでしまい思ったような効果が得られない場合があります。そして一機に活性化させると泡がブクブク出てきて吹きこぼれる場合がありますのでご注意を。私はIHで吹きこぼしてしまった事がありますが、それでIHについたしつこい焦げがキレイに取れた経緯があるので、IHについたたんぱく質系の黒焦げにも酸素系漂白剤は有効です。

ですが、煮洗いは熱を与えるため生地への損傷がありますので、大事な洋服やポリエステルを含む物に煮洗いはオススメできません。ポリエステルを含むものは、熱を与えると縮んだりシワになったりするので、なるべくシワにならない状態にして、40度のお湯で浸け置きしてあげるだけでも十分汚れは落ちます。

 

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